「俺ならなんとかなる、と思った。」
とある社長の方にある質問をした時に返ってきた答え。
以下、簡単な話の流れ。
「一回目の起業の時は大失敗しちゃって、借金もたくさんだったよ。」
「その大失敗した時に精神的に参らなかったんですか?」
その方は間髪いれずに、
「参ったね。」と答えた。
そして、続けてこう話してくれた。
「家のローンもたくさんあるし、その時、ちょうど2人目の子供が産まれた時で、
・・・
でも、
俺ならなんとかなると思った。」
僕は感動しました。
実体験を通して乗り越えてきた男のその言葉の重み。
自信って何なのか。
胆力とはどういうことか。
ドシっと構えて。
僕は、僕は感動しました。
続けてこう話してくれました。
「だから、自信がどこからくるかっていったら、死に物狂いでがんばった経験。
二十代後半の時に、正月も休まずに働いた。
ここまでがんばってるのは日本に俺だけしかいないと思った。
あれをまたやれば、今の借金もなんとかなる、と思った。
結果、2年で借金は返した。
だから、一度、がんばりまくる経験した方がいいよ。
ボロボロのボロボロのボロボロになるような。」
いやー、ズシっときた。
そして、自分を思い返してみた。
大学受験を思い返してみた。
ベンチャー企業でのインターンを思い返してみた。
そうだ。
そうなのだ。
僕はあれだけ一つの事にのめり込みまくって、がんばることをしていたんだ。
そして、その時の僕は間違いなく輝いていたはず。
身なりはボロっとしていても、身体からキラキラなオーラを発していたはず。
その目は輝いていたはずだ。
そして、今また思う。
もっと、もっとあの熱さを。
あの時を越えるような熱さを。
どっかで聞いた。
自信は力だ。って。
自分を信じろ。って。
俺ならなんとかなる。
座右の銘にしようかな。